2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ババン時評 たかが掛けマージャン?!

「谷深ければ山高し」とは、最悪の事態を脱出して高く上昇するさまを表現する例えだが、逆もまた真なりで、「山高ければ谷深し」となるケースもある。得意の絶頂から谷底に転落した黒田弘務東京高検検事長のケースがそれだ。水に落ちた犬を打つつもりはない…

ババン時評 誇るべき無策のコロナ対策

これまで世界は、日本のコロナ対策を甘いと批判してきた。しかし日本は日本なりのコロナ対策を取ってきた。それはアヒルの水搔きと同じで、動きは鈍いが足は必至に水を搔いでいるのだ。しかしそのあまりに緩い対策は欧米の目にはきわめて見えにくく、無策に…

ババン時評 ひと山超えてどこへ行く

コロナ禍の先行きはまだまだ予断を許さないが、ようやく第1波のピークを越えたとして、安倍政府は39県に対して緊急事態宣言を解除した。同時に、政府の専門家会議が地域振興とともに新たな警戒態勢を要請する新提言を発表した。新型コロナ対策は新たな段階を…

ババン時評 コロナ下のパチンコ野郎

コロナの蔓延する中で、休業要請を無視して営業するパチンコ店が繁盛?している。開店前からパチンコマニアが店頭に列をなす。自治体が要請する“三密”回避に協力して外出を控える市民の眼には異様なものに見えるのだが、彼らは何を考えているのだろう。 たと…

ババン時評 隠れ蓑着る「憲法9条」

安部首相は焦りを感じているだろうが、憲法改正の動きはにぶい。安倍首相の本心・本音は間違いなく9条2項の「戦争放棄」条項の削除である。すなわち石破茂元幹事長の主張と同じだ。しかし「戦争放棄」条項の削除は、公明党と決別しない限り言い出せない。…

ババン時評 感染対策をリードする中国?

読んだ人も多いだろうが、読売新聞社に中国・孔鉉佑駐日大使から、今次の新型コロナウイルス感染症対策に関して、「助け合って難局を乗り切ろう」と呼びかける一文が寄せられたという。駐日大使名の意見という形ではあるが、習政権のアナウンスと取っていい…

ババン時評 コロナ「長丁場」の終点は?

“目くじら立てる”とは古い言い回しだが“長丁場”も古い。目くじら立てるほどのことではないかもしれないが、5月1日、政府のコロナ対策専門家会議が、コロナ対策は「長丁場」になると提言した。なぜ「長丁場」なのか。なぜ「長期戦」などの表現ではいけないの…