2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ババン時評 AIに食われる古典絵画

AI(人工知能)の進化が止まらない。類書が書店の店頭を賑わしている。「人間ってナンだ? 」というのは、「超AI入門」を掲げるNHKテレビの教養番組だ。1月は、AIが「会話する」「感じる」「発想する」「移動する」ための仕組みや働きを紹介。 その…

ババン時評 溶けない日韓の“しこり”

安倍首相は、国会冒頭の施政方針演説で、中国やロシアともうまく行っているとしながら、韓国については、一言も触れなかった。韓国は、日本の自衛艦へのレーダー照射問題にケリをつけないまま、新たに、自衛隊機が韓国艦船に対して“脅し飛行”をしたと難癖を…

ババン時評 増殖する倫理欠陥リーダー

なんと、仏政府が日本政府側に、日産自とルノーの資本提携を求めてきたという。ルノーの筆頭株主である仏国家は、日本の政府筋を動かして「ゴーン後」も“おいしい”日産を確実に掌握したいのだろうが、レキとした民間企業の日産を巡って日本の政府筋がどうこ…

ババン時評 “じゃんけん経済”の行方

数年前の話だが、ある懇親会で、ある町の教育委員長と同じテーブルで隣り合った。賞品当て抽選会になって、何かの賞品をじゃんけんで決めることになった。途端に、愉快に“メートル”を上げていたその教育長が、「じゃんけんは民主主義じゃない」と叫んだ。訳…

ババン時評 「騙す統計」に騙されるな

いま、厚労省による「統計不正」が批判を浴びている。一般的に言って、統計や調査には「目的」があるが、往々にして正しい「目的」を装いながら、本音では、こんな調査結果を欲しい、などという「意図」をもって行われる調査や統計がある。むしろその方が多…

ババン時評 コスパ良く感動したい

「コスパ良く感動したい」という記事を読んだ。要するに、若者中心で流行っている、短い小説で効率よく手っ取り早く感動したいという話だ。実に安直でお手軽な感動で、“かた言ツイッター”に熱中する若者文化の“あだ花”と言っては失礼か。 朝日新聞(1月7日)…

ババン時評 “ワキの甘い”日本?

テレビ番組などでは、日本びいきの外国人が少なくない。それに反して国際社会での日本の評判は、経済以外の政治・外交レベルであまり芳しくない。例えばゴーン元日産会長の初公判が開かれたが、フランスはじめ海外メディアの論調はゴーン寄りだ。 ここでゴー…

ババン時評 困った隣国に囲まれる日本

いつまでも拉致被害者を返さない「人さらい国家 北朝鮮」、いつまでも日本に謝罪を要求する「謝れ!国家 韓国」、南シナ海の島々をオレの島だと囲い込む「シマ取り国家 中國」、困った隣人国家に囲まれた「お行儀国家 日本」はどうなる?。 今年も、こうした…

ババン時評 “客引き国家”ニッポン

昨年、安倍政権の念願だった通称「カジノ法」が成立した。この、カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法は、経済成長の重要な柱として、(安倍首相に)期待されている。しかし、ほとんどの野党は、賭博依存症の増加や資金洗浄などの懸念から猛反対した。 …

ババン時評 初夢-限りなく明るい日本

これは初夢―日本国民はみんな幸せだ。平成時代の日本は暗かった。国家としては世界最高の借金国。高齢化で社会保障費が増大。所得や学歴や男女で格差が拡大。単身世帯や孤独死が増加、等々の悪夢にさいなまれていた。それがなんとすべて解決したのだ。 これ…