2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ババン時評 自衛権に準じた尖閣防衛を

先にババン時評『のんき過ぎる「危害射撃」』を書いた。そこで引いた小説「邦人奪回」における官房長官の「奪回作戦」の狙いは、毛並みは良いが決断力と統率力に欠けて支持率の低下した総理の政権浮上と、政敵大臣の追い落としにあった。作戦は隊員の犠牲者…

ババン時評 「自殺念慮」をキャッチせよ

コロナ下の世相は暗い。昨年の自殺者は11年ぶりの増加となり、約2万1000人に上ったという。しかも女性や若者が多いというのがやりきれない。原因はいろいろと挙げられる。そもそも時代の流れは、人のつながりが薄れていく傾向にある。 コロナがそれに拍車を…

ババン時評 のんき過ぎる「危害射撃」

政府は、ますますエスカレートする中国の「尖閣侵犯」に対処して注目すべき「見解」を打ち出した。海上保安機関・海警局の「海警船」や武器を持った民間の漁船などの「民兵船」が尖閣諸島に接近した場合、自衛隊が、相手を負傷させる可能性のある「危害射撃…

ババン時評 文在寅相手にせず?!

文在寅韓国大統領が、日本の植民地支配に抵抗した1919年(大正8年)の「3・1独立運動」を記念する式典で演説し、「未来志向的な発展にさらに力を注がねばならない」として、日韓関係の改善に取り組む姿勢を示した。この手の発言はよくやるが、実行が伴ったこ…

ババン時評「わいせつ教員」の罪と罰

洋の東西を問わず、昔から幼い子供を性的嗜好の対象にする「人間だけの悪癖」は後を絶たない。対象は女の子に限らず、戦国武将が愛した小姓などの例もある。一般人にとっても、だれにとっても汚れを知らない子供は無条件にかわいい存在だ。抱きしめてやりた…

ババン時評 習近平は歴代中国の新皇帝

共産党中国が特殊で厄介な国であることは論をまたない。それについて、中国出身でトランプ前政権の対中政策ブレーンだったマイルズ・ユー氏が、対中国で「幻想は不要」だと語っている。読売の電話インタビューに答えたもので、中国が共産党独裁体制である現…