2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ババン時評 悪玉トランプVS善玉バイデン

トランプ前大統領は、メキシコとの間にヘイを作り、自国第一の保護主義経済をやってみたが、いたずらに国際摩擦を起こし、支持層の中核である白人中間層の雇用回復期待を裏切っただけ。何の効果も上げられず、大統領選に敗れて退場するハメになった。 もちろ…

ババン時評 「ハンコ」がお辞儀する?

『ハンコで「おじぎ」増殖中!?』―読売新聞(1・9)にあったビジネスマナーに関する記事のタイトルである。実例を示す図を見て、笑ってしまった。なるほど、社内書類の押印欄で、役職がさがるにつれて上司に頭を傾けてお辞儀するようにハンコが並んでいるの…

ババン時評 東北気質でひと踏ん張り!

元自民党総裁の谷垣禎一さんが、「党内で疑似政権交代」を行ってきた自民党の強みを語る中で、ひと言菅首相について触れ「苦労人は違うな、温かみがあるなという感じはまだ出ていない」と語っている(読売 1.4)。谷垣さんらしい温かみのある人物評だが、ど…

ババン時評 韓国地裁のとんでも判決

韓国の裁判所が、とんでもない不当判決を出した。韓国人元慰安婦12人が日本政府に損害賠償を求めた裁判で、韓国のソウル地裁が原告の訴えを認め、1人当たり1億ウオン(約950万円)の賠償を命じた判決である。 この判決に対して日本政府は、国家は他国の裁判…

ババン時評 世界で断トツ若者自殺国日本

日本は、世界一若者の自殺の多い国だという。ここ10年間の自殺者は減少を続けて年間2万人程度となっているというが、昨年の自殺率は前年比で大きく増加したようだ。そして問題は、先進国の中でもひときわ目立つ日本の特徴が若者の自殺率の高いことで、この傾…

ババン時評 韓国の言い分を聞こう

元慰安婦や徴用工をめぐる、外交の基本も国際ルールも無視した韓国の言い分は許しがたい。しかしここは新春の大らかさで韓国の言い分に耳を貸そう。YESと聞くかNOと聞くか―。 ①日本は「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した2015年の前政権との合意を守…

ババン時評 日本人よどこへ行く

令和3年の春である。カルロス・ゴーン元日産社長は、故郷レバノンで優雅な生活をしているらしいが、国内では、IR汚職贈収賄で有罪判決を受けた衆院議員秋元司被告、足元の鶏卵業者から多額の現金を受けた吉川貴盛元農相、そして安倍元首相主催の「桜を見る…

ババン時評 本当か「人は話し方が9割」

話に自信があるという人はそう多くはいないだろう。多少の自信がある人でも話の仕方で苦労するのが当たり前で、大方は話下手で苦労する人の方が多いはずだ。暮れの某日、新聞の見開き2面にわたって「話し方」のノウハウを伝授する新刊本3冊の広告が並んで載…

ババン時評 「牛の歩み」と「人の歩み」

よく、人という字は2人で支え合ってできていると言われる。しかしよく見ると人という字には支える側と支えられる側がある。世の中には人に寄っかかって得をするヤツと、それを支える側に回るワリの悪いヤツがいる。しかしそう悪く取るよりは、人というのは…