2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ババン時評 良い子 悪い子 普通の子

むかし“欽ちゃん”が言ったか、「良い子 悪い子 普通の子」という言葉が流行ったことがある。良い子を育てる道徳教育がいよいよ本格化する。すでに小学校では昨年から道徳が正式教科になっているが、今春からは中学校でも検定教科書を使うことになった。 そも…

ババン時評 安倍首相発言の“3類型”

安倍首相の「強気・負けん気」は育ちの良さからくるのもではないか。たまたま朝日新聞(3・26)が、コラム・論壇ではなく一般記事で安倍首相の言説を分析している。記事は、「首相、批判かわす3答弁」というタイトルで、今国会の安倍晋三首相の答弁姿勢に、3…

ババン時評 朝に目覚める幸せ

平成最後の春、お彼岸の季節が巡ってくる。禅宗系のある宗派の檀家向け小冊子を読んだ。凡俗で老骨の私を笑わせてくれたのは、その小冊子にあった今は亡き高僧のエピソードである。その話を披露してくれたのは、若いころ、その高僧の身の回りのお世話をしな…

ババン時評 オレオレ詐欺の“二次被害”

NHKテレビの「騙されない劇場」とかいう番組で、詐欺の手口を紹介し、「ひとつ(ストップか) 私はだまされない」と警告している。そういうオレオレ詐欺事件の報道を見ていると、アポ電(アポイント電話)詐欺の例などでよくもまあそんな大金を家に置くも…

ババン時評 忖度+やっつけ+ご都合調査

安倍政権下で忖度(そんたく)が大流行りとなったが、本来はもっとも公正であるべき調査統計まで“忖度菌”に汚染され、さらには“やっつけ仕事”の調査や、自分たちに都合よく作る“ご都合調査”まで、嘆かわしい“汚染調査”が増えてきた。 いま国会論戦の的になっ…

ババン時評 巧言令色鮮し仁

安倍首相は、育ちの良さからくるプライドで態度が高慢に見える。国会答弁でも負けん気でひと言多くなる。言い過ぎてもなかなか素直に謝らない。「巧言令色鮮(すくな)し仁」という。安倍首相がそうだとまでは言わないが、多弁・雄弁で逆ねじを食わせるよう…

ババン時評 100年前の朝鮮独立運動

日本統治下の朝鮮で独立運動が起きた1919年3月1日の「3・1独立運動」から今年で100年を迎える。その節目に、植民地支配からの解放を求め、「良心はわれらとともにある」と訴えた一枚の「独立宣言書」が長崎県の個人宅から見つかった(朝日2・26)。これは…