2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ババン時評 違いの分かる自民の安保公約

いったい公約で政党や候補者を選ぶ選挙民はどれだけいるのだろうか。衆院選を目前にして、危機感を強める自民党をはじめ各党の公約は、実に似たり寄ったりである。選挙戦は各党による給付金のばら撒き合戦の様相を強めている。しかしその財源となると、国債…

ババン時評 大相撲 仕切りの不公平

先に「ババン時評 傍若無人の白鳳が親方に」を書いたが、今回は白鳳相撲の糾弾ではなく、畏友 後藤忠紀(北海道在住)が広く世間に訴えている「大相撲 仕切りの不公平」の紹介である。彼は3場所続けて各力士の立ち合いを分析した結果、公平・公正な「仕切り…

ババン時評 真っ当な「バラマキ批判」

衆院選を目前にしたこの時期に、票目当ての財政大盤振る舞いをうたう与野党の動きに冷や水を浴びせるような「バラマキ批判」が出た。こともあろうに政府の足元、財務省のトップである矢野康治財務次官が、月刊誌「文芸春秋」11月号(10月発売)で「このまま…

ババン時評 韓国文大統領の悪あがき

岸田内閣発足に当たり、海外から多くの声が寄せられたが、韓国文在虎大統領からは、書簡で「韓日関係を未来志向的に発展させるために共に努力していこう」と言ってきたという。文大統領は、今春の「3・1独立運動」記念式典でも「韓日は未来志向的な発展にさ…

ババン時評 人生100年時代の性生活

前に「ババン時評 歳をとっても女は女?」(2019・6)を書いた。これは、高齢女性の「おもしろ話」を紹介したエッセイだが、あたまに置いた話が、60代の女性の「夫と性生活がなく切ない」と訴える、読売新聞の「人生相談」だ。娘も嫁ぎ孫もいて、夫とは円満…

ババン時評 傍若無人の白鳳が親方に

突然伝えられた横綱白鳳の引退は世間の耳目を驚かせた。日本相撲協会の審査委員会では、白鳳の年寄(間垣)襲名について、品性を欠いた荒っぽい取り口など、横綱としての目にあまる数々の問題行動が指摘された。そのあげく相撲道を順守する厳しい誓約書への…