2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ババン時評 “漂流国家”韓国の行方

韓国文政権が波間を漂うように揺れている。文大統領は、残り任期1年を切ってレイムダック化しながらも、外交面では、いまだにオリ・パラ開催の日本も巻き込むなどして、米国と北朝鮮の橋渡しをしようとあがいている。内政では直近になって、元慰安婦、元徴用…

ババン時評 安保音痴・改憲忌避の立民

立憲民主党を安保オンチというのは、当たらないかもしれない。日本を取り巻く安全保障環境の悪化は立民党議員も知らないはずがない。しかし立民には強烈な改憲アレルギーがある。だから憲法改正の是非を国民に問う「国民投票法」改正の国会論議を忌避し続け…

ババン時評 運と偶然に感謝する人生

誰の人生にも、運不運が付きまとう。人生の折々に遭遇する問題を正しく判断し、適切に処理することは容易ではない。先に、当欄で「気にし過ぎるな運の良し悪し」に関して、ローゼンタール著『それはあくまで偶然です』を引用した。そこでは統計軽視の偶然論…

ババン時評 文政権の迷走と決別した判決

今回6月の、元徴用工らによる損害賠償請求を却下したソウル中央地裁判決は、ようやく文政権の迷走から決別した判決だ。つまり文大統領がシナリオを書いたといわれる2018年の韓国大法院(最高裁)による賠償命令判決を真っ向から否定する判決となった。 特に…

ババン時評 夫婦の愛情は以心伝心

これは愛情表現の欠如でもめる友人夫婦の話である。アイラブユーは挨拶代わり、体いっぱいで愛情を表現する欧米と違い、日本人、とりわけ高齢者にはこの手の表現力がない。男と違って女は、いくら歳をとっても、相手の愛情を確かめたい。愛されていたい。安…

ババン時評 どんぐり国家の背比べ

何年か前に、「〇〇の品格」という題名の「品格本」がブームになったことがある。そのはしりは浮ついた品格本とは一味も二味も違う、藤原正彦著『国家の品格』(新潮社)だ。同書の主張は、「グローバル化」という低俗な世界の均質化を拒否して日本の矜持を…

ババン時評 気にし過ぎるな運の良し悪し

コロナによる「閉塞感」は心身の健康上、実によくない。考え方がどうしても暗くなりがちだ。これでは「運」にも見放されかねない。人はよく運がいいとか悪いとか言う。どんな人格者でもまったく運の良し悪しを気にしない人はいない。宝くじを買ったりレース…